FAXDMとクレーム1
まず、英語のclaimには日本語の「クレーム」のような「苦情」とか「文句」の意味はありません。これに相当する単語はcomplaintですが、以下、クレームという言葉は、見込み客等が相当精神的・情緒的に感情を害している場合の苦情を指し、コンプレインという言葉は、ちょっとした不平・不満を指すものとします。また、見込み客は法人だと思ってください。
小松原さんのコメントにあるように、FAXDMは受信者側に用紙・トナー・電気の無駄遣いという負担を強いるので、反感を買うことが多いと思います。しかし、いちいちFAXに書いてある連絡先に苦情の電話を入れる人はほとんどいないでしょう。つまり、ここの段階ではまだコンプレインで、相手方はすぐに忘れてしまうでしょう。(もちろん、短期間に何回もFAXDMを送ればクレームに変わります。)
では、FAXDMを受け取った見込み客はその用紙をどうするのでしょうか?
たいていの場合、そのままろくに読みもせず、処分されると思いますが、その見込み客に顧問の税理士や社労士がいる場合、その顧問の先生に
「こういうものが届いたのですが、先生ご存知ですか?」
と尋ねるでしょう。その顧問の先生と仕事上のバッティングがなければ問題ないのですが、業務がバッティングする場合、その先生からクレームが来るでしょう。
オドレ、よくも人の女にちょっかいだしてくれたの~
信じられないような話ですが、既に顧問が入っている会社に同業者が名刺を置いて帰っただけでもこのようなクレームをつける人がいるようです。(もちろんこのような表現をするわけではありませんが、これに近いニュアンスのことを言う方がいるようです。)事前にその会社に同業者が顧問になっているかどうかを調べてからFAXDMを流すことは無理なので、このようなクレーム(というか難くせ、というか嫌がらせ)が来た場合の対処法を考えておかなければなりません。


